68年製、Les Paul Model。前年からLes Paul氏とエンドース契約が再度結ばれ、再生産が始まった初年度のモデルです。基本的に55〜57年の仕様、近年の1956 Reissueの仕様で製作されていますが、ヘッドの角度が17度から14度になり、テンションが下がっています。重量も50年代の物に比べ重くなっています。P-90の芯のある太いサウンドは健在です。
Gibson 1969 Les Paul Model Gold Top
69年製、Les Paul Model。再生産の始まった翌年のモデル。やはり重量は重く、ヘッドは14度のままです。9d?年からはヘッドサイズが大きくなる通称「デカヘッド」。このギターは69年の後期の物で、ネックがマホガニー3Pの70年仕様です。が、指板はかなり目の濃いハカランダが使われています。
Gibson 1960 Les Paul Custom
60年製、Les Paul Custom。Les Paul Modelの最上位機種であり、この年を持って生産が終了。通常のLes Paul Modelとの違いは、オールマホガニーボディ、エボニー指板(当時、エボニー材はハカランダ材に比べより高価な物であった)、3 P.U、Blackフィニッシュ、ダブルバウンド、ブロックインレイ、ダイヤモンドロゴ、ゴールドパーツ等。このルックスからついた名称が「Black Beauty」。トップにメイプルがない分抜けがないのではなく、マホガニーオンリーのウォームさが特徴のサウンドキャラクターです。セレクターSWのセンターはフェイズがかったトーンです。
Gibson 1968 Les Paul Custom Black
68年製、Les Paul Custom。前年からLes Paul氏とエンドース契約が再度結ばれ、再生産が始まった初年度のモデルです。再生産以降はP.Uが2個(配線含むとトップにメイプルを貼り合わせたサンバースト物と同じ仕様ノ普Bホワイトカラーの物も生産されました。60年以前の同モデルに比べ、メイプル材やP.Uのレイアウトのザグリと、元々の重量の差でサウンドキャラクターは異なります。以前の物に比べソリッドなトーン、よりゲインが強く感じる音です。P.UもP.A.Fからナンバードになっていますが、各年代で少しずつ変更が行われたのでここにもサウンドキャラクターの違いはあります。
Gibson 1961 SG Les Paul
Les Paul氏とのエンドースが前年で切れ、大幅にモデルチェンジしたSG Les Paul。全く異なったデザインに変更されたボディシェイプ。ハイポジションまでストレスを感じる事なく演奏できるものになっています。62年まで「Les Paul」とトラスロッドカバーに刻まれています。SG=ソリッドギターの頭文字の略名がモデル名となっています。前年までのモデルに比べ、オールマホガニーで薄くなったボディ、サイドに少し広がり薄くなったネック、Fender社への対抗で装備されたビブラートアーム等、Les Paul氏の名前は入っていますが全く異なった別のギターです。オールマホガニー、薄いボディですので、マホガニー特有の暖かみのあるトーンながら、線が細くなった感じのライトなサウンドキャラクターです。